パーマカルチャー関西のメルマガに寄稿しました
私が2011年に通っていた、兵庫県の淡河にあるパーマカルチャー関西(略してPCK)が発行しているメールマガジンに、卒業生の近況を伝えるという企画で記事を寄稿した。
編集のふじもとさんには、「パーマカルチャーとの出会いのきっかけを」というのを強くリクエストされたので、字数制限の中で無理矢理書いてみた。実はパーマカルチャーの出会いのきっかけの1つにXP白本の参考書籍に掲載されていた、という事実がある。この経験をデザインコースの自己紹介の時にも話している。
XPはパタン・ランゲージやパーマカルチャーにヒントをもらい、パーマカルチャーはデザインのツールとしてパタン・ランゲージを参照している。これらの相互参照はとても興味深く、ここ8年くらいの自分のテーマであり続けている気がする。
またAgileがソフトウェアエンジニアリングの範疇だけでなく、ビジネス、組織のありかた、ワークスタイル、人の生き方という領域にまで意味を広げているのと同様に、パーマカルチャーは、初期の「農場デザイン」という視点から、エネルギー、コミュニティー、経済、都市、コミュニケーション、というようにその幅を広げているのは、両者共に全体論的アプローチであるためだろう。