四国のみちを走って回るプロジェクトを始めた


四国のみちを走る

先日、四国のみちを走って回るというプロジェクト「R459M」(Running the Shikoku no Michi)開始した。「四国のみち」とはなにか、動機、進め方の予定についてまとめてみる。

四国のみちとは?

四国のみちは、歴史・文化指向の国土交通省ルート(約1300km)と、自然指向の環境省ルート(約1,600km)。

とあるように、国土交通省ルートと環境省ルートでは、その目的によってコースが若干異なる。環境省が整備する四国のみちは、全国の長距離自然歩道の四国バージョンとして、位置づけられており、各県も環境省ルートについてサイトを持ち公開している。そのためメジャーなのは環境省ルートのようだ。

四国のみち

国土交通省ルートの四国のみち

www.skr.mlit.go.jp

環境省ルート四国のみちは、全部で約1,600kmになる。四国八十八ヶ所のお遍路が1,335kmらしいので、それよりも300kmも長いことになる。 ルートはすべてが自然歩道というわけではなく、舗装路やトレイルが交じり合っている。

四国のみち全体

なぜ四国のみちなのか?

(1) 傾斜地・不整地のトレーニングとして

まず第一は、ランニング、特に最近はトレイルランニング(山道を走る)やウルトラマラソン(42.195km以上を走る)に興味を持ち、トレーニングの一環で平坦なコースではなく傾斜地や山を走りたいと思ったからだ。

もちろん、自宅周辺でのトレーニングも可能だが、自宅周辺はどうしても市街地になり車も多い。川沿いは 走りやすいコースではあるが平坦なので物足りない。もちろん自宅から5kmも離れれば小さな山々や、久万高原に抜ける三坂峠もある。

マイコースとして周辺の山を登るコースは大事だが、トレイルと言わない間でも、自然の中を走るコースに魅力を感じた。

(2) 遍路は重い

はじめは、お遍路を走って回る走り遍路をやってみようと考えた。実際に私の知人が既に走り遍路を完走している。話を聞くと冬季は非常に厳しいらしいが、それでも成就できたという事例があるのは心強い。

しかし、お遍路は、人生の節目や、人が心から変わりたいと願うときに回るものというイメージがある。そのため、トレーニングの一環で遍路を走るのはお大師様(弘法大師)や他のお遍路さんに失礼ではないかと考えた(堅いかもしれないけどね)。もちろん、いつかは走り遍路はしてみたいと考えている。

(3) 認定書がもらえる

四国のみちは、それぞれの県毎にコースを回ったことの証拠写真を撮影して送ると完走の認定書がもらえる。更には全県のコースを制覇をすると四国のみち完走の認定書が別にもらえるそうだ。

単に回るだけでなく、ご褒美がもらえるのは、初期の動機づけとしては魅力がある。

更にあまりやってる人がいそうにないマイナーさが気に入った。

愛媛だけで33コース、360km

四国のみち愛媛

まずは愛媛を最初に回ろうと考えている。コースは33個、総距離360kmなので平均して11kmくらい。毎月1コースずつ走ったとして3年近くかかる。公共交通機関を使う場合は、単純にコースの合計距離だけでなく、始点・終点と最寄り駅・バスからのどくらい離れているかで総距離が決まってくる。

一日基本2〜3コース走るつもりで計画したいが、日帰りを想定する場合には、移動時間・交通機関の時間を考慮すると、走ることにあまり時間をかけることができない。

また、仮に故障をして走ることができなくなった場合は、途中で断念してもよいようなエスケープルートを考えておかないといけないだろう。

車を使うと、スタート地点に戻ってくる必要があるため距離を稼げない。どのようにルートを攻めるかも考えどころだ。

まずは愛媛の走破目標

月一くらいで、愛媛の近場のコースから攻めていく予定。先月の6/20に、試しに1コース走ってみた(この件は別途ブログに書く予定)。

基本的に各種イベントで土日が足りない状態なので、人と日程調整して合わせて行くことは難しいかもしれない。もし予定が合いそうな人がいるなら、一緒に走ってみたいので、興味のある方は是非ご連絡ください。

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