減量失敗体験から学んだこと
これまでの学び
10〜30代の頃の減量の失敗体験から学んだことは色々ありますが、まとめてみると次のようなものになります。
(1) 食事制限は短期的には効果大
食事制限は短期的には非常に効果が高いです。これは間違いありません。あるマイルストーンまでに体重を減らすという目的であれば、食事制限だけでもよかったのかもしれません。
しかし、長期的・持続的に体重減とキープを目指すのであれば、それだけでは足りないと痛感しました。
(2) 日常的な運動は効果大
日常的な運動は、たとえ目的の如何に関わらず、体重を減らすのには一定の効果がありました。運動が生活の一部になることは、体重をキープして健康的な生活をおくるには重要な要素であることは間違いないでしょう。
しかし、こちらも、運動する習慣をどう作り、継続させていくのかがカギとなります。
(3) 生活に馴染むか?
たとえ、減量がうまく行っても、その行為が生活にもたらす影響にも目を配らないといけません。
例えばチームのみんなが昼食に行っているのに、自分だけ1人で食事をとる・とらないことは、あなたにとってどのような影響を与えるでしょうか?家庭で食卓を囲む団欒で、1人だけ別メニューを食べることはどのような影響を与えるでしょうか?
今の生活習慣に馴染む、あるいは新しい生活習慣として馴染んでいく過程にできるだけ無理がないようにするのが良さそうです。
(4) なぜそうしたいか?
過去の失敗事例すべてに言えるのですが、体重を減らすことの目的意識・動機付けが希薄でした。
例え短期的に効果があっても、長期的に持続できなければすぐに元に戻ってしまいます。長期的に持続可能にするためには動機付けが重要です。
そのためには、体重を減らすという目標の源泉となるどうして体重を減らしたいのか?どうなりたいのか?を自問して明確にしていないと長期的にキープするには難しいでしょう。
(5) 楽しいか?
どのような動機付けがあったとしても、その過程を「目的のために必要な過程だ」とストイックにとらえて目的達成のためだけに実現できる人は限定されるでしょう。目的達成に向かう過程そのものに対しての動機付け、つまり日々の楽しみがないと、継続的に実施し続けるのは難しいでしょう。
自転車通勤をしているときは、自転車に乗るのが楽しいから乗っていたようなものです。食事制限にしろ運動にしろ、目的達成のためだけでなく、その行為自身が楽しいと思えるかどうか、楽しみをどうやって自分で演出・発見するかが継続できるカギのように思えます。
で、今は?
現在は2年以上リバウンドなく体重はキープできているので、習慣化して定着できているのだと思います。ただ「いつまた戻ってしまうか」という不安は消えませんが…今どうしているのかは、要望があればまた別の機会にまとめたいと思いますが、そんな要望はなさそうですねw
ちなみに、昨年の大阪でパタン・ランゲージのワークの題材に使ったのがまさに現在までの試行錯誤になります…(P52がその全容)
まぁ何にせよ、強迫観念ではなく楽しく続けられる方法を常に探求するのがいいですね。
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