あなたがXP祭り2014でこのセッションを選ぶべき3つの理由


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今日、XP祭り2014で白本の参考文献について話してきますというエントリを書いたのですが、これだけではさっぱり人が集まりそうもないので、もう少し補足したいと思います。

Kent Beckの珠玉の解説!

大抵の参考文献は、章末や巻末に論文のリファレンスよろしく、署名、著者名、出版年、出版社が羅列されているだけでしょう。

白本の文献リストは、各文献毎にKentのコメントが付いています。一行コメントの場合もあれば、複数行に渡るものもある。読者はこのコメントを読むことで、その本がどのような影響をXPに与えたかがより詳しくわかります。

といっても、なかなかコメントだけではピンとこないことも事実。このあたりを当日の講演の中で大幅に補足します

幅広いジャンルから選りすぐりの名著!

XPの参考文献といえば、ソフトウェアエンジニアリング、プロジェクトマネジメント系の書籍が思い浮かぶと思いますが、白本の参考文献は、それら専門領域以外の文献を多く掲載している点にあります。哲学、態度、プロセス、システム、人、コミュニケーション技法、などなど。

XPの奥深さは、Kentの多方面からの学び、それらを組み合わせて、ソフトウェア開発に応用している点にあるのではないかと考えています。

当日の講演ではこれら多方面の学びの関係性についても注目したいと考えています。

XPの矮小化されたイメージを覆したい

たまにネットを徘徊していると、このような図を見ることがあります。(henrik氏のblogから借用)

私はXPを開発プラクティスの集合体と考えている人々に対し、これらのXPの矮小化されたイメージを覆したいと考えています。そのための一つの手段として、参考文献を語ることを選ぶのです。

ほら、聞きたくなったでしょう!?

…そんなことないですかね。まぁ、物好きな方は是非聞きに来てください。

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